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<山も生きています。適正な管理が必要です。
山の現況を知りましょう> |
森林の状態に着目しましょう! |
下層植生は? |
枝の状態は? |
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下層植生が衰弱した山林 |
木々の競合により林内に日が
届かない状態 |
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日光の量は? |
枯木の量は? |
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光が遮られ下枝から枯れて
きている状態 |
立木密度が長期間続いているため
立ち枯れが進行している森林 |
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森林の状態に着目しましょう! |
レベル 1 |
木々が上層部で縄張り争いを始め、地表に日が差込まなくなる。 |
レベル 2 |
地表に日が刺込まないことで、下層植生が衰退していく。 |
レベル 3 |
枝葉にも日が当たらず、下の枝から枯れていく。 |
レベル 4 |
生存競争が激化し枯れ木が増える。 |
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森全体を見て現況を理解しましょう! |
下層植生が衰退していたら |
木々の枝葉同士が相接して隙間がなくなり、日光が直接地表まで届かないことで |
植生が衰退しています。 |
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枝が著しく枯れていたら |
日光が遮られているため下枝に日光が当たらず枯れ始めています。 |
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枯れ木が多かったら |
木の密度が濃いため生存競争が加速します。このまま放置すると適正な密度に |
なるまで枯木が増え続けます。このような状態が現れたら手入れのサインです。 |
早めの対応を持続的な維持管理が必要です。 |
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個々の木を見て確認しましょう! |
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枝葉と根の関係
枝葉のボリューム(=樹冠)と根のボリュームは同じとされています。枝葉によって木の育成状況がわかります。枝葉の少ないものは根も少ないので、支持力が低く災害にあいやすくなります。 |
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樹冠の維持の必要性について
(樹冠長率)
スギ、ヒノキは特に、枝の再生は難し
く、著しく枝が枯れてしまうと育成環境
が改善されても、樹冠量を回復すること
ができず、細長い木に成長し、風害の
被害を受けやすくなります。枝葉の量を
持続的に保ちましょう。 |
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